イベント利用実例ブログ
利用実例とイベント開催のコツをご紹介しております。スペース利用事例
平日開催のイベントで、なぜ集客が成功できたのか?(どんどん鹿児島観光物産展 in 梅田)
店頭で呼び込みをしなくてもつぎつぎと人が集まってきたワケ
イベント初日、開始直後から非常に多くのお客様にご来場いただけました!その後も、引っ切りなしに人が集まり、売上も絶好調でした!抽選会などの呼び込みコンテンツなどはありませんでした。では、なぜこんなにも集客効果があったのでしょうか?【平日の大阪・梅田で集客することができた理由】について、主催者である鹿児島県大阪事務所様へヒアリングをして参りました。一緒に考察していきましょう!
目次
1、実施概要について
2、事前告知方法のコツ
3、商品訴求のコツ
1、実施概要について
日 時:2021年3月11日(木)11:00~19:00、3月12日(金)10:00~19:00
主 催:鹿児島県大阪事務所
場 所:大阪・梅田の地下街(ディアモール大阪)円形広場横のイベントスペース「ディーズスクエア」
2、事前告知方法のコツ
▶イベントスペースを起点としたエリア広告
ディーズスクエア(ディアモール大阪内=梅田1丁目)の足元圏内のお客様に絞ったエリア広告を行ったそうです。媒体は【新聞広告】・【ローカルラジオ局】です。各メディア掲載・出演直後、鹿児島県大阪事務所へ数十件のお問い合わせがありました。イベント当日、お客様から「新聞を見てきました!」・「ラジオで知りました!」というお声をいただいたようです。
▶掲載メディア情報
① 令和3年3月9日付 産経新聞(北河内版)カラー・半5段
② 令和3年3月9日付 産経新聞(大阪市内版)モノクロ・半5段
③ 令和3年3月9日付 朝日新聞(大阪北版13.5万部、大阪市内版13.5万部)
④ 令和3年3月9日付 大阪日日新聞
⑤ 令和3年3月9日付 とよなか市メールマガジン配信(伊丹空港の就航都市が市内で実施する物産展情報)
⑥ 令和3年3月10日付 産経新聞(北摂版)モノクロ・全2段
⑦ 令和3年3月10日付 日刊スポーツ
⑧ 令和3年3月10日11:00~ エフエムキタ[Be Gourmet! Wednesday内]ラジオ出演
3、商品訴求のコツ
▶昔なつかしい「思い出消費」
足を留めるキッカケとなった商品は、懐かしのご当地の銘菓たちでした。
「ボンタンアメ」
「兵六飴」
こちらのパッケージを見ると『うわっ、懐かしいわ~』という気分になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?イベント会場でも『懐かしい~』と声を掛けてくださる方が多かったようです。こちらのセイカ食品の「ボンタンアメ」は、大正13年生まれのものだそうです。世代を超えて認知が高い理由は、100年にわたるロングセラーだからこそですね!
これらに加え、
「ぼんたん(文旦)漬」「甘夏みかん漬」「かるかん」などの鹿児島の銘菓たちも売れ筋でした。
これらの購入動悸は・・・・
『懐かしさ』・『ノスタルジック』
たとえば「ボンタンアメ」の復刻版のレトロなデザイン。見ただけでも懐かしさを味わうことができますね。むかし食べたことのある懐かしの味といった五感のほかにも、懐かしい子供のころの記憶が蘇りそうです!このような情緒的な価値も商品の購入動悸の1つ。
-ノスタルジーマーケティング-
コロナ禍がで、どことなく不安を感じている人も多いでしょう。過去の楽しかった日々に想いを馳せることができ、ネガティブな感情をも中和してくれるような、そういったモノ・コトへの渇望から消費が生まれるようです。
ところで、みなさんにとっての「ボンタンアメ」の記憶って、いかがでしょうか!?
わたしは実家のお母さんがよくこれを食べながら「これ歯に詰まるけど美味しいのよ~。」と言って、濃いめに出した緑茶をすすりながら食べる姿を思い出しました(笑)今は、コロナの影響で、なかなか帰省できていませんが、あの頃が懐かしいですね!当たり前のようにお菓子を横でつまみ食いできていたあの平和な日々が、いとおしいです( ;∀;)
▶「限定」というコトバの魔力
「鹿児島県限定!」「県外で買えるのは今だけ!」このコトバの持つ魔力、侮れません!「限定品」というコトバを聞くだけで、人はなぜか買わずにはいられなくなってしまう。気持ちがなんだかソワソワと高揚したり、せっかくだから試してみたいという好奇心を刺激したり、さらには今逃したらもう二度と手に入らないのではないか?というちょっとした不安感をも掻き立てられます。
今回は、効果的な事前告知方法と商品訴求について考察しました。そのほかにも、鹿児島県民の「なまり声」につられて入店した、「そろそろ旅がしたい」という旅の情報収集を目当てに来場したという方もいらっしゃいました。当日のイベント参加率を上げるためには、事前の仕込みが重要です。イベント会場まで足を運んでいただくことを目的とするのであれば、確実に来店できるであろうエリアに的を絞って、適切な媒体を絞り、面展開されることで、イベントの認知に繋がることが分かりました。みなさんもイベント企画時は、どんな人に・どんな情報を・なにを使って・どのタイミングで伝えるのかを思考し、実行していきましょう!
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TEL:06-6147-6106
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