イベント利用実例ブログ
利用実例とイベント開催のコツをご紹介しております。スペース利用事例
コロナ禍中実施した催事イベントで得た気付き。オンラインイベントでは得られない直接的な対話こそ価値が高まる時代へ!
コロナ禍中に実施されたイベントについて、現場で起きていることや、主催者様のヒアリングをもとに得た、知識や気付きを発信しています。
目次
1、イベント集客時間の山は午前中と夕方の通勤ラッシュを狙うと良い
2、某県の観光物産イベント結果(昨年対比)
3、 出店数を減らすほど、顧客満足度および平均客単価が上がった。
1、イベント集客時間の山は午前中と夕方の通勤ラッシュを狙うと良い
コロナ禍中の大阪・梅田の人通りは?客層の変化は?
筆者の体感で4割減といったところでしょうか。
通勤客は一定数通るものの、シニア・主婦層の来街が減っています。
また、来街目的が明確化され、滞留時間が短かくなっています。
つまり、時間に余裕があるからちょっとイベント寄っていこう!というお客様が少なくなっています。
時間帯別では、14時~16時台のアイドルタイムのイベント参加者数が減っているとの報告を受けました。
一方で、ご高齢の方は午前中に集中して来場されたようです。
夕方の通勤時間のイベント参加者数は十分であるとのことから、朝とラッシュ時間に人員を割いて、夜は20時までに早めに切り上げる方がベターだと考えられます。
2、某県の観光物産イベント結果(昨年対比)
2020年11月に実施されたイベントです。
・物産売上 昨年対比 56.7%
・レジ客数 昨年対比 45.0%
・客単価 昨年対比 126%
・イベントスペース来場者数計(2日間)1,400人
※日中は50~70代が多く、18時頃は通勤客中心。
イベント主催者の声(レポート原文より抜粋)
・日中の売上は伸び悩んだが、夕方以降はコロナ前の同水準のペースで売れた。
・危惧していたより、来場者が密になることはなく開催できた。
・地元の名産品の中でも、とりわけ「地酒」がよく売れた。売れ筋は1,600円の吟醸→1,0000円の純米酒。
・飛沫感染のコロナ対策によって、コミュニケーションが取りにくい。お客様とのコミュニケーションが取りやすいコロナ対策什器の形式を考えるべき。たとえば、飛沫防止用のシートは、下部を裁断し短くすることで、商品や金銭授受が行いやすくなり、声の通りもよくなると思う。
3、出店数を減らすほど、顧客満足度および平均客単価が上がった。
従来の観光物産イベントであれば、最大で9店舗(事業社)を招いて出店されていた実績があります。
現在は、最大4店舗(事業社)までに絞って実施いただいております。
「店舗数の制限を掛けることで、集客力が落ちるのではないか?」
というご質問をよくお受けします。
・・・・分かります。
ですが、過去実施されてきたイベントの中で、にぎわいを見せたイベントは必ずしも店舗数が多かったわけではありません。わたしたちが自主開催で仕掛けたマルシェでは、最小限の店舗数(3店舗)で、最大限の効果(集客)をはかることができました。
店舗「数」に意識を向けるのではなく、
「いかに集客につなげる仕掛けを行うか?」に意識を向けていただきたいのです!
そんなこと言ったって、コロナ禍だもん。今イベントをやって本当に人が集まってくれるか分からないじゃない!・・・という不安がある方ご安心ください。なぜかと言うと、
ディーズスクエアは、立地条件に非常に恵まれています!
当施設は、大阪梅田の玄関口であるJR大阪駅の南側の地区(梅田1丁目)の地下街「ディアモール大阪」内に位置します。
梅田地区周辺の各駅から徒歩5分以内!交通アクセスの良さ。
毎日、36万人(2019年度実績)が行き交う生活動線に面した好立地、幅広い客層が自然と集まる施設です。
雨でも安心!全天候型の屋内イベント広場。
イベントスペースの目の前が主導線の公共地下歩道であり、通行者が常に絶え間なく流れています。
フラっと立ち寄りやすいオープンスペースですので、全方位から打ち出すことが可能です。
店舗数にこだわるよりも大事なことは、
今まさに目の前を歩いている方へ、興味・関心を抱いてもらえる「伝え方」を心掛けることです。
ちゃんとデザインすれば、必ず来場につながります。
だれが?
なにをやっているのか?
どんなことが得なのか?
一目見てパッと伝わる(刺さる)ようなコトバや打ち出しを考えていきましょう!
わたしたちも協力します!
過去イベントの実例をもとに、ご相談に乗らせていただきます!
平均客単価が上がった理由は、お客様との対話(コミュニケーション)に掛ける時間が増えたから。
コロナ禍での物産イベントの平均客単価は1,000円以上と、昨年比126%で推移しました!
他の物産イベントでも同様に、客数が減っている中でも客単価が上がったという報告を受けています。
■要因① 1人当たりの購買点数が増えた
店舗数を減らしたことで、十分な通路幅や動線が確保されるようになり、会場内でゆったりと商品を見ることができました。他店との買いまわりが促進されています。また、好きな味を組み合わせて3袋で1,000円といった「まとめて買うオトク感」のある商品が、よく売れていました。
■要因② 1人当たりに掛ける接客時間が十分とれたことで高単価商品の決定率が上がった
今回販売した日本酒のような実際に飲んでいただかないと味の違いが分からない商品の例を考察してみましょう。価格帯別にランク分けをした商品構成で販売しました。安いものから売れると思いきや、高単価商品から売れていきました。
蔵元が直接、製品のストーリーを、じっくりと時間を掛けてお伝えできたことで、商品の持つ情緒的価値を伝えることができました。作り手の想いを直接耳にする貴重な機会=顧客体験と、作り手の想いに共感したため、お客様は今目の前にいる人から、一番想いの詰まった商品(純米吟醸)を買いたい!と思ったのではないでしょうか。
◉リアルイベントに参加されるお客様にとってのメリットは、人の想いを直接受け取ることができることです!
◉偶発的な出会いが可能な場所は、リアルでのイベントスペースの面白いところです!
◉主催者のメリットは、想いを伝えるだけではく、お客様の率直な感想やインサイトを深堀できる点です!
オンラインでのイベントを否定しているわけではありません!
オンライン上でも、インタラクティブな会話をたのしむことは可能でしょう。
上手くリアルとオンラインを補完し合って使っていただきたいという話です。
さいごに
わたしたちは、ただイベント広場をお貸し出しするだけの仕事はしていません。
イベント主催者様のお悩みや課題などを伺い、携わらせていただき、一緒に盛り上げていきたいという思いがあります。
他人事にせず、一緒に考えることで、自分事とし、イベントの訴求効果を最大化させることを目指しています。
自主企画『梅田1丁目美味しい市場(都市型マルシェ)』や『MUSIC’AMOR(音楽イベント)』で得たノウハウや、イベント過去事例を参考に、より効果的に見せるコツを、お伝えします!
コロナ禍で不安なことも多くおありかと思いますが、コロナ禍でのイベント実績を保有するわれわれに任せてください!
担当がサポートして参りますので、お気軽にご相談くださいね。雑談でもOKです(笑)
ホームページ右上の【contact】より、お問い合わせください☆彡
大阪・梅田の玄関口でプロモーションしませんか?
大阪市街地開発㈱
地下商業施設内「ディーズスクエア」「柱巻き広告」「電照看板」担当まで
✉: info@oud.co.jp TEL: 06-6147-6106
コロナ禍でのイベント実績ブログ
■コロナ禍でのイベント開催について(お化粧品業界のご利用者様からのお声)
https://www.oud.co.jp/ds/blog/report/entry-1683.html
■Withコロナ時代のイベント集客方法とは?どんな企画をすればいい?(スマートフォンイベントの事例)
https://www.oud.co.jp/ds/blog/report/entry-1709.html
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